100年桜


「ここじゃ目立つから場所変えよう、由里ちゃん」


門に立っていたのは葉月君の彼女、由里ちゃんだった。

何故、葉月君ではなく、あたしに会いに来たのか分からないけど…。



あたしたちは、近くにあるファミレスに入った。


「ミルクティーで」

「あ、あたしも同じで」

何で緊張してんだろ…。



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