100年桜


「お待たせしました」

お店の人がミルクティーを2つ持って来た。



「……」

無言のままミルクティーを掻き交ぜる。


「葵…さ、はーちゃんの事好き?」

由里ちゃんはミルクティーを見つめたまま、あたしを見ずに言った。


「……。」



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