100年桜


「はーちゃんから聞いたんでしょ?由里の事」

それは…付き合ったきっかけ?と言うやつ…かな?


「ずるいよね。はーちゃんは何も悪くない。悪いのは由里だから…」

「由里ちゃんだって悪くないじゃない」

「えっ」

由里ちゃんは、やっとあたしの顔を見た。


由里ちゃんは、葉月君をあたしと同じように好きだっただけだよ。



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