100年桜

葉月君



「はい。じゃこの問題を…」


ある晴れの日。

あたしたちは、いつも通り授業を受けていた。


誰も喋る事なく、もくもくと授業が進められる。


あまりに平凡で変わらない毎日。



「――葉月」


えっ?



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