100年桜


「種まいとく?」

「えっ」


葉月君がポケットから種を取り出した。



「どうしたの、それ」

「姉貴がくれた」

「埋めよ!!」


葉月君とお花の種を埋めた。



いつか…100年後、
ちゃんと咲きますように。



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