100年桜


なら呼ぶなっ。


再び歩き始めた。



「お疲れ」

えっ。後ろで聞こえた声…
まさか葉月君!?


振り返ると、やっぱり。


「葉月君」

小さく手を振る葉月君に、あたしも小さく手を振る。


ああ~癒しだよ。



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