100年桜


「ま、幸せかな?」

「ふぅ~ん」

「何よ?」

「だって、ため息ついてたじゃん」

「そうだけどっ」



授業中、授業も聞かずに葉月君と話してた。

あたしの毎日の中で唯一楽しい時間。


葉月君に気持ちを伝えようなんて思わない。

今のままでも良い。



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