イケない恋
本音
『どーした?』
『俺の事どう思ってる?』
『うーん…大事な人//』
『それは弟として?』
『一人の男としてもだし、弟としても。』
『それって??』
『斗真の事…ずっと好きだったよ…。』
『恋愛感情で?』
『うん』
『俺も…志穂ん事ずっと好きだった』
『えっ?』
『もちろん、恋愛感情として。』
『本当に?』
『志穂には翔兄さんが居たし、俺の姉ちゃんだし…イケないと思ってたけど、駄目だった。
なあ、志穂、俺と付き合って下さい。』
『私には、翔が居るけど…いいの?』
『翔兄さんには悪いけど…俺は、志穂が大事だから。』
『ありがと』
『俺、今すっげー嬉しい∀』
『私も∀』
『キスしてもいい?』
『うん///』
長ーく二人の愛を確かめ合うかのようにキスをした。
『帰ろうか』
『うん』
私って優柔不断だよね…。
翔ごめんね…
『もうすぐ家だな』
『うん』
『翔兄さんとはどうするんだ?』
『しばらく黙っていようと思う…翔には、本当申し訳ないけど…。誕生日もちゃんと祝おうと思う。』
『分かった。何か、あったらすぐに言えよな』
『うん』
『後、家とかでは今まで通りで』
『分かった。』
『じゃあ、また夕飯の時に』
『またね』
こうして私たちの
イケない恋が始まった。