僕は君の罪になりたい
子供だと侮っていた
「Love can change the world.It tell me my dearest.for Luv=Endroll.」
静かな英語の授業中。
教科書を読みながら、教室を歩き回っていた。
「今の例文を、矢野くん訳してみて」
「はい。…“愛は世界を変えてくれます。それを教えてくれたのは私の最愛の人です。これはラヴ=エンドロール氏の言葉です”」
「はい、完璧です。ありがとう」
難なく進む授業。
こうしてると、教師になったんだなぁ〜と実感する。
「みーちゃんのミニスカ姿、めっちゃそそられる」
窓際の1番後ろの席の横を通り過ぎると、その席に座っている成宮くんがこちらを見つめていた。
「…あのねぇ」
「パンツは何色?」
教科書でパンッと頭を叩いて、授業に戻る。
「つれないみーちゃんも可愛いね」
成宮くんの言葉にクスクスと笑う生徒達。
授業に出てくれるようになったけど、成宮くんはずっとこんな調子。
いいんだか悪いんだか。
―キーンコーンカーンコーン…―
「はい、じゃあ今日はここまで。もうすぐ期末テストだから復習をしとくように」
私が教科書とチョークケースを持って教室から出ると同時に
他のクラスの女の子数人が入ってきた。
「理人〜♪」
わらわらと成宮くんに群がる女の子達。
静かな英語の授業中。
教科書を読みながら、教室を歩き回っていた。
「今の例文を、矢野くん訳してみて」
「はい。…“愛は世界を変えてくれます。それを教えてくれたのは私の最愛の人です。これはラヴ=エンドロール氏の言葉です”」
「はい、完璧です。ありがとう」
難なく進む授業。
こうしてると、教師になったんだなぁ〜と実感する。
「みーちゃんのミニスカ姿、めっちゃそそられる」
窓際の1番後ろの席の横を通り過ぎると、その席に座っている成宮くんがこちらを見つめていた。
「…あのねぇ」
「パンツは何色?」
教科書でパンッと頭を叩いて、授業に戻る。
「つれないみーちゃんも可愛いね」
成宮くんの言葉にクスクスと笑う生徒達。
授業に出てくれるようになったけど、成宮くんはずっとこんな調子。
いいんだか悪いんだか。
―キーンコーンカーンコーン…―
「はい、じゃあ今日はここまで。もうすぐ期末テストだから復習をしとくように」
私が教科書とチョークケースを持って教室から出ると同時に
他のクラスの女の子数人が入ってきた。
「理人〜♪」
わらわらと成宮くんに群がる女の子達。