僕は君の罪になりたい
机にドサッと力任せに荷物を置いてから息を吐いた。
何でこんなにイライラするの?
私は別に成宮くんなんか…。
「桐谷先生!今夜暇?」
朝から爽やかな中原先生がコソッと耳打ちをしてきた。
「今夜?…仕事も溜まってないし暇だけど、何かあるの?」
「福引でペアディナーチケット当たったんだよ。だから一緒にどうかな?」
手渡された券を見ると
高級ホテル最上階のレストランのディナー御招待券だった。
「わっ!ここ、美味しいって超有名なレストランじゃない!行ってみたかったんだけど、かなり高額だから諦めてたんだよね」
「俺も。だから一緒に行かないか?」
教師同士がデートみたいな事してもいいのかな?
…生徒とじゃないしいいか。
大人と大人だもんね。
「…行く!」
「じゃあ、帰ったら車で桐谷先生のアパートまで迎え行くよ」
軽く手を挙げて職員室から出ていく中原先生。
どっかの誰かと違って爽やかでスマートで大人の男性だなぁ…。
付き合うならやっぱり、あぁいう落ち着いてて優しい人がいいな。
…うん。
間違っても自分勝手で何考えてるのか分からないような男なんか好きにならないようにしないと。
高校生とか。
女たらしとか。
成宮くんとか!
何でこんなにイライラするの?
私は別に成宮くんなんか…。
「桐谷先生!今夜暇?」
朝から爽やかな中原先生がコソッと耳打ちをしてきた。
「今夜?…仕事も溜まってないし暇だけど、何かあるの?」
「福引でペアディナーチケット当たったんだよ。だから一緒にどうかな?」
手渡された券を見ると
高級ホテル最上階のレストランのディナー御招待券だった。
「わっ!ここ、美味しいって超有名なレストランじゃない!行ってみたかったんだけど、かなり高額だから諦めてたんだよね」
「俺も。だから一緒に行かないか?」
教師同士がデートみたいな事してもいいのかな?
…生徒とじゃないしいいか。
大人と大人だもんね。
「…行く!」
「じゃあ、帰ったら車で桐谷先生のアパートまで迎え行くよ」
軽く手を挙げて職員室から出ていく中原先生。
どっかの誰かと違って爽やかでスマートで大人の男性だなぁ…。
付き合うならやっぱり、あぁいう落ち着いてて優しい人がいいな。
…うん。
間違っても自分勝手で何考えてるのか分からないような男なんか好きにならないようにしないと。
高校生とか。
女たらしとか。
成宮くんとか!