僕は君の罪になりたい
キスの隙間から漏れた声
「みーちゃん、海は湘南と茅ヶ崎ならどっちがいい?…それともグアムとか行っちゃう?」
「…あのさぁ」
部屋に散らかる旅行雑誌。
それを嬉しそうに眺めている成宮くん。
「なぁに?」
「…確かに休みの日に会いに来てもいいよとは言ったけど、毎日来いとは頼んでないんだけど」
夏休みが始まって早一週間。
仕事がある日もない日も構わず家にやって来る成宮くん。
あぁ…
会いに来ていいなんて言うんじゃなかった。
「お疲れなみーちゃんの為に家事してあげたいんだよ」
「家事くらい自分で出来るわ」
「えー洗濯物は山になってるし、使った皿はシンクに置きっぱなしなのに?」
いいのよ、一人暮らしなんだから溜まったら片付けるで。
毎日やってたら、電気代も水道代も勿体ないもの。
「しっかし、みーちゃんのパンツは色気もクソもねぇな。今時こんなの高校生でも履かないよ」
「うるさいなぁ。誰に見せるでもないからいいの……って!!パンツ、被らないでよ!!」
成宮くんの頭に乗った下着を取り上げ、遠くに投げた。
今時、下着泥棒でもそんな事しないわよ。
まったく…。
「…あのさぁ」
部屋に散らかる旅行雑誌。
それを嬉しそうに眺めている成宮くん。
「なぁに?」
「…確かに休みの日に会いに来てもいいよとは言ったけど、毎日来いとは頼んでないんだけど」
夏休みが始まって早一週間。
仕事がある日もない日も構わず家にやって来る成宮くん。
あぁ…
会いに来ていいなんて言うんじゃなかった。
「お疲れなみーちゃんの為に家事してあげたいんだよ」
「家事くらい自分で出来るわ」
「えー洗濯物は山になってるし、使った皿はシンクに置きっぱなしなのに?」
いいのよ、一人暮らしなんだから溜まったら片付けるで。
毎日やってたら、電気代も水道代も勿体ないもの。
「しっかし、みーちゃんのパンツは色気もクソもねぇな。今時こんなの高校生でも履かないよ」
「うるさいなぁ。誰に見せるでもないからいいの……って!!パンツ、被らないでよ!!」
成宮くんの頭に乗った下着を取り上げ、遠くに投げた。
今時、下着泥棒でもそんな事しないわよ。
まったく…。