きみのとなり
揺らぐ気持ち
『それに、鈴木君は…』ーー
あのときーー
私は、何を言おうとした?
何を、考えてた?
鈴木君は、私が咄嗟に言おうとしたことを
あえて、止めたんだ。
鈴木君……
帰るとき
嫌な思いさせちゃった…
ごめんね…
鈴木君には、嫌な思いさせてばっかりだね…私…
こんな奴…鈴木君みたいな人に好きになってもらう資格なんてないよ……
拓ちゃんのこと、諦めきれないで
鈴木君に甘えてるのに…
ごめん…
ごめんね…鈴木君…
もう少し、だから…
もう少し…