きみのとなり


私は、はぁと息を吐いた。



白い息がでた。




「楽しみだよーー!それだけー!」




私はそう言って、マンションへと駆け出した。




すると



「未来ーー!」



「っ!」



斗真君が、私を遠くから呼び止めた。




「俺も楽しみっ!!」




斗真君はそう言うと、手を振って走っていった。





クリスマス……




楽しみだな…





「はぁ…」



息が白くなって出てくる。



「さっむ…」




また風邪ぶり返しちゃうかも。



私は慌ててマンションへ入った。







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