ご主人様はペット様

－－－ピーンポーン


うっそーん!?


あ、来ちゃう系ですか!?


『あー…小池です』


あ…インターホンがあったし……。


ま、いっかー。


「悪いけど上がってー」


「え?…う?えぇっ!?」


わぁ…スゴい、動揺しすぎだ。


でも、ドアが開いて…


なんだ、結局入ってきてんじゃん。


「……なぜ正座？」


「えへへへ…ボケちゃって。ま、気にしないで。それよりさ、立つから手伝ってよ」


「あぁー…ハイハイ。ほら」


そう言って小池は照れ気味に手を出す。


「わぁー小池カワイー」


「どーゆう意味だよ…」


私は、ハハハと笑って小池の手に掴まる。