ありがと。
ここはどこだろう…

私は、なにも考えないように
とにかく走り続けた。

でも、やっぱり頭に浮かんでくるのは
ゆうちゃんとあの女の子が


…手をつないでいる場面。



「…イヤだっ……」


プルルルル♪プルルルル♪

着信の相手は、
「ゆうちゃん」


どうしよう…
考えた結果

でよう。


「…はい、もしもし…」

『遥香?昼間の話なんだけど』

もういい。私は決めた

「ゆうちゃん、いままでありがと
あの子と幸せになって
男に二言わダメだよ!

ばいばい…」

プチッ

初めて失恋の辛さと
浮気の現実を知った。


その後何度も
ゆうちゃんから
着信が入ってた

でも…私わ出なかった
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