それでも愛してる4~遥の場合
そして、わたしは自分のマンションに向かった

孝之の事が心配でマンションに向かう足がはかどらない…


逃げだしてから10分程たった時、携帯が鳴る

『モシモーシ、はるかチャン、今どこ?』

孝之からだ、声が元気そうなので安心する

「今、まだ水橋公園の所よ、孝之、怪我とかは無い?」

『あれ?まだそんな所に居たのか…』

「まだ、こんな所で悪かったわね!それより、えっと…あ、水橋公園まで来れる?」

『ん?デートのお誘いか?』

「んな訳無いでしょ!で、来れるの?」

『な~んだ、ん~まぁ近いし行くよぉ~』
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