それでも愛してる4~遥の場合
その少女は古い着物を着て眠っているように見える

!!
ねこちは驚いた表情になる
《おみっちゃん…》

『ん?なんか言ったか?』

ねこちは首を振る
《なんでも無いで…たぶんあれが地龍を霊能喰いにした原因やで》

『そのようやな…』
と、孝之はその少女を見る

《たかゆき、この子を吸収してあげて…》

『そうやな…』

《こんな所で苦しむよりも、消してあげた方がこの子の為やで…》

孝之が少女に手を触れる
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