それでも愛してる4~遥の場合
わたしは、ねこちが行ってしまってからすぐに行動に出た

当然、孝之の元へ

逃げるって気持なんて微塵も無い

「ハァハァ…孝之…もう少しで着くからね…」

わたしは、置いて行かれた山から走って降りようとして、道路に出た所、通りかかった車に頼み込んで、近くの駅まで乗せてってもらった

電車に駆け込み、公園近くの駅まで行き、そこからまた走る

ねこちに憑かれて、走らされた時、身体能力の限界を超えて走られた為か全身筋肉痛になっている…

けど、そんなの気にしていられない!

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