雲に届け 想い
「んーっとね、誠くんが分かるように説明するなら、《飛行石》とでもいいましょうか」

誠は顔をひきつらせた。

誠の手の中には、青く輝く石が握られていた。

「いやいやいや、
何言ってるの? 何言ってるかわかってる?」

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