雲に届け 想い
女子高生は芝生に置いてあったペットボトルを拾った。

「これ、君のだよね?
ちょっと貰っていい?」

そう言うと、こっちが返事をするヒマもなく、勝手に飲み始めた。

「…あ、」

みるみるうちにペットボトルの中身はなくなっていった。
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