君にずっと片思い
「なんでもないよ。大丈夫。ちょっと昨日のドラマ思い出しちゃって。」


「なんだよもー。心配しちゃった。」



「ごめんごめん。」



思いついた嘘がこれしかなかった。



今日はひとりで帰るのかな。
寂しいよ。



いつも律也がいてくれたのに。



つらいつらいつらい。
悲しい悲しい悲しい。
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