君にずっと片思い
期待はしてなかったけど、帰りいつもの集合場所で待っていた。



「律也。こないよね。だって彼女がいるんだよ。柚、諦めなよ。」



ザァッ



「あーあ。雨降ってきちゃったよ。」



あたしは濡れても、律也を待ち続けた。



「柚!!!!!!!」



誰?雨にうたれすぎたせいで意識がなくなりかけていた。



「律也?」



「お前何やってんだよ!ビチョビチョじゃねーかよ!」



あたしは何も言わず律也に抱きついた。



「来てくれた。律也。す。。」



「おい!柚!!」
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