今日から交換日記を始めました‼
昴は華耶の水着姿を眩しそうに見ていた。




でもそこに、恋愛感情があるのか分からなかった。




琉太が必死なのは凄くよく分かったけど。




昴は可愛い女子高校生に声をかけられ、




まんざらでもない顔をしていた。




もし華耶を好きならあんな顔をしないはず。




でも昴が華耶を見ると、華耶も嬉しそうに笑う。




二人を見すぎて祐一郎に笑われた。




『珠実二人が気になるのか?』




「分からないけど、なんなんだろね。


昴が華耶見る目が優しいんだよね。」




祐一郎が笑った。




『珠実は昴が好きなんだ。』




何で分かるの?




『珠実顔に出過ぎ、昴は俺にあまり話さないから、あいつの気持ちは分からない。』




ヤだ私そんなに顔に出ているの?




これでも必死に隠しているのにな。




『あのさ恋する気持ちは止められないけど、抜け駆けだけは止めようぜ。


それに俺たちには、あの約束があるからね。』





そうだったね、琉太のバカチンが。




琉太自身も告白出来ないんだよ。










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