今日から交換日記を始めました‼

祐一郎side

アイちゃんが倒れ泣きくずれた華耶を、俺は抱き締めた。




俺の腕の中で華耶がスヤスヤと眠っている。




俺は華耶を抱き抱え、自分の部屋のベットに寝かせた。




泣き疲れ眠る華耶を見つめた。




華耶はアイちゃんがいなくなることが、




どんなに怖かったのか、華耶の取り乱した姿を見れば分かる。




華耶にはアイちゃんしかいないのだ。




俺にはうるさい両親と兄弟がいる。




口煩い母親は嫌いだ、たけど俺には家族がいる。




煩いだの文句をいいながら、でも華耶のように孤独ではない。




華耶がどんな思いで生きて来たかと思うと、




胸が傷んだ。




華耶を抱き締めた時、俺が華耶を守れたらいいのにと思った。




それが友情なのか、愛情なのか分からない。




昴も華耶に対して俺と同じ事を思ったのではないか、



華耶を幸せにしてやりたいと、思ったに違いない。








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