さいごのあいらぶゆう



「 終わらせたのは
お前だろ? 」

「 そうだけど
なんか言ってるって
聞いたら
話ししなきゃって
思って来たの!!」

「 もうよくない? 」

「 やっぱりさ
さやかってエイカノ? 」



そう言うと隼人は
その場から離れた。



「 話しした? 」
としげっちが話しかけてきた。


「 ううん
肝心なとこまで話すと
隼人どっか行く」

「 うん、
お前はもう好きじゃないの? 」

「 うーん
もう好きではない。
気付いちゃったし。」

「 お前頑張ったと
思うよ? 」

「 そーだといいんだけどね 」

「 俺が知る限り
16歳にしては
頑張ってたよ。 」

「 ありがと 」

「 はっきりさせる?」

「 うん。 」



そう言ってしげっちは
隼人を呼びに行った。



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