さいごのあいらぶゆう

｢ 隼人 さやかに
はっきりさせな、 ｣

｢なにをっすか？｣

｢ 隼人うちの事
本気で好きだった？｣

｢ いやもう関係なくない？｣

｢ お前さ、さやかに遊びか本気だったか言えって。

俺が代わりに言う？
まだ泣かせたい？｣


｢ いや、 まぁ‥
正直遊び だった ｣





わかってた。 けど
辛い事ばっかりじゃなかったから
大丈夫なの。

大丈夫なんだけどね、




｢ うちがともきに
フラれたばっかだったから
楽だった？
うちの過去を知っても
そう言えてた？

さやか隼人の為に
身体汚したんだよ、

隼人が会いに来いって
言うから。

隼人のせいにしたくないけど
さやか思ってるほど
強くないんだよ？｣


｢ こいつお前の前で
ほとんど泣かないべ？
迷惑かけたくなかったんじゃないの？
理解してたんじゃないの？
仕事だからいいかもしんないけどさ
俺はそんな隼人好きじゃないし。 ｣




ただ 私は泣くしか出来なかった。


悔しくて苦しくて。

そして嬉しくて。