さいごのあいらぶゆう
「 あっ さやかちゃんだ!」
「一人マック??」
ゆうひくんやれんくんが
話し掛ける中で
君ととしやだけは
黙って階段を下りていく。
「 ともきさん
さやかと話さないんすか?」
そうれんくんが口を開いた。
すると 君は私の横を通りすぎようとした。
そして 君は私を悲しみの果てに突き放して
置き去りにした。
「 二度と 俺の目の前に
現れないで 。 」
目を合わせてすらくれず
聞いた事のない低い声を
君は私に投げつけて
「 あれ?
まあ さやかまたね!」
とれんくんとゆうひくんが
隣を下りていく
私はただ 作った笑顔で
手を振るしか出来なかった。