さいごのあいらぶゆう


それから毎日毎日
さやかの携帯はマナーモードにしていて
ひたすら震えていた。



何日も無断で家を空けた事がなかった。




一週間ずっと

まさとは苛立ちながら帰ってきては
私を殴って犯して


そして犯した後に決まって




「 さやか好きだよ 」




と台詞をはく。





それは オモチャを買って貰えずに駄々をこねてやっと買って貰えた時の子供の様に甘えながら。




次第に私は洗脳された。




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