さいごのあいらぶゆう


始発まで
まだ3時間もある


前から行ってる
ホスクラで働いてた人が
Barをやってるのを
おもいだし
電話をかけた



「 あ、もしもし
さやかだけど分かる?」

「おー どうした?」



事情を説明すると


「じゃあ始発まで
いなよ! 店の場所わかる?」

「 何となくわかる!
まぁくんありがとう!」




まぁくんに救いを貰い
お店に向かった、



「 さやか久しぶり〜」

「久しぶり〜!!」

「で なーに泣きそうに
なってんの(笑) 」

「あー うん、
今片思いみたいな
両思いみたいなさ‥」


と言いながら
椅子に座ると
烏龍茶を出してくれた



「 うん、
それはさっき聞いた(笑)」

「 あー言ったね(笑)」

「本気なんだ?」

「 うん、
好きなんだけどさ
今日みたいに
冷たくされちゃうと
どうしていいか
わかんなくなる(笑)」

「あー なるほどね‥

てかさやかピアス開けてたっけ?」


「 え? ‥‥‥あ。」



ともきのピアスを
着けたままだった



「 好きな人のピアスだ」

「んー じゃあ返さないと!」

「うん、けど
メールも電話も
出ないんだよね、 」


「 んー 相手内勤だっけ?
色々あったんだと思うよ、
だから明日落ち着いたら
話し合ってみな?」

「 うん、そーする!」

「じゃあ今日奢るから
飲みまくりなさい(笑)」





もやもやが晴れた気がした



「 あ、6時だし帰るね!」

「 駅まで送るわ!」




駅まで送ってもらって
バスで帰る事にした。


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