さいごのあいらぶゆう
いや でも
赤外線で交換したまんま
登録してただけ。
深い関係なんかじゃない
「 そう。
お客さん? 」
「 いや あの子
たしかさやかとタメ」
君の隣にいる女の子は
私とは 正反対の
綺麗で大人っぽい女の子
「 あー そーゆう事かぁ、 」
「 さやか?」
「 としやー
さやかね ともきの事
大好きなんだ、 」
「 うん、知ってる 」
「 辞めれてたリスカも
ともきを好きになって
何故か疑って
またしちゃうし、
もうなんかだめかも。」
泣き出す私を見て
としやは
私の左手の手首を見た
「 辞めろよ。
そんなんなるなら」
「はぁ?無理。 」
「傷付いた分
幸せになれると
思ってる?
こんな傷で
幸せになれる訳ない」
「 でも嫌いになれない」
「あ〜苛々する。
まあわかった!
ともきさんリスカとか
大嫌いだから
絶対ばれんなよ!
でもってもうするな!」
「 うん ありがとう 」
ちょっと目線をずらせば
君が瞳に映るのに
君の瞳に 私は映らないの?