さいごのあいらぶゆう
「 今の人カッコイイ!! 」
「ん?あ〜 隼人?」
「 知らないけどタイプ!」
「遅番まで居た事なかったっけ?」
「 ないない!
いっつも終電で帰ってたもん!」
「じゃあ呼んでくるから
待ってて〜」
良太は奥の更衣室に行った
隣を見てみると
ありさもいい感じに
酔っ払ってて
来る前にゲーセンで
取ったリラックマで
従業員と遊んでいた
「連れてきたよ〜」
「 ちゃ〜す 」
目の前に来た彼は
本当にタイプだった。
「 おはよ〜! 」
「会った事ありますっけ?」
「 ないよ(笑)」
「ですよね〜(笑)」
喋った感じもいい感じで
この時の私は
少ない時間だけ
君を忘れられていた