さいごのあいらぶゆう



「 今の人カッコイイ!! 」


「ん?あ〜 隼人?」

「 知らないけどタイプ!」

「遅番まで居た事なかったっけ?」

「 ないない!
いっつも終電で帰ってたもん!」

「じゃあ呼んでくるから
待ってて〜」



良太は奥の更衣室に行った


隣を見てみると
ありさもいい感じに
酔っ払ってて
来る前にゲーセンで
取ったリラックマで
従業員と遊んでいた




「連れてきたよ〜」

「 ちゃ〜す 」




目の前に来た彼は
本当にタイプだった。



「 おはよ〜! 」

「会った事ありますっけ?」
「 ないよ(笑)」

「ですよね〜(笑)」




喋った感じもいい感じで




この時の私は
少ない時間だけ
君を忘れられていた



< 64 / 124 >

この作品をシェア

pagetop