俺と彼女の関係〜真剣な浮気〜
店に入ると汗はすぐに乾くぐらい冷房がきいていて、前とは違うが同じ感じの個室に案内された。
気持ちを落ち着かせようと顔を洗ってくると彼女に断り個室を出る。
トイレに入ると鏡に映る自分の顔。
不安でたまらないという気持ちが滲み出ていて、顔を洗うとパンと両頬を叩いて気合を入れる。
―――とにかく今日は最後なんだから。
今までの自分勝手な言動を謝って、彼女と彼氏との事実を受け止めてから本心とちゃんと告げよう。
「よし!」
もう一度気合を入れてから彼女の待つ部屋へ戻った。
「すっきりした」
「お待たせしました」