俺と彼女の関係〜真剣な浮気〜
だから、少しだけ時間をくれないかと義父に頭を下げられ・・・
―――頷くしかなかった。
普段は義母が妻に付き添うと言うことで、彼女・・・真央への危害の心配がなくなった。
一番の問題が解決してホッとした俺は自宅へ戻ると、久しぶりにメールを打った。
1カ月以上も連絡せず、彼女はどう思ったのだろうか?
同じ会社で働いているから、仕事の状況は耳にしてたはず。
―――連絡が出来ない状態だったと思ってくれているのだろうか?
会いたい気持ちが溢れるけど、まだ自分自身がどうなるか分からなくて気持ちを隠すように文字を綴った。