俺と彼女の関係〜真剣な浮気〜
自分の気持ちがご両親へ真っ直ぐに届きますようにと祈りながら
「必ず・・・必ず真央さんを幸せにします。私との結婚を認めてください」
両手を握りしめて頭を下げた。
「私達は、真央・・・娘の幸せを一番に考えているんだ」
顔を上げて、口を開いた真央の父親を見つめる。
「真央の選んだ道を信じて歩みなさいと娘には昨日話してあるから」
君の今の気持ちをもう一度娘にぶつけてみなさいと。
「真央は・・・あの娘は幸せね」
真央の母親は涙を零していた。