愛しい人からのプレゼント



「ごめんなさい…



お昼寝してたら夢を見て…」







『どんな夢??』







「…晴人さんに置いていかれる夢…



目が覚めて

気づいたら


電話してた−…。



笑っちゃうよね…」





苦笑いをした。







『あはは。



かわいいね。




心配しなくても俺は置いていかないから…



むしろ待ってる方かな…』








抱きしめてる腕を離し、




『じゃあ…


帰るわ…』






えっ…

もう帰っちゃうの…?
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