princess怪盗 春風
プロローグ



それは、ある夏の日の夜こと…





人気のない倉庫のまわりでうごめく怪しい人影があった。






『おい、いたか?』






『いません。』






『お前たちはあっちだ。今日は絶対に逃がすなよ』






『『はい』』






怪しい男たちは、ちらばっていく。それを物影からから見ている一人の少女がいた。






『ミッション成功っと』





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