キミが好きなのに



その言葉通り。


──ガコンという音と共に落ちてきたぬいぐるみ。



「ほら」


橘くんは手に取ったぬいぐるみを私に渡してきた。



恐る恐る受け取って、ぬいぐるみをまじまじと見た。

橘くんが取ってくれた。




「ありがとう!」


嬉しくって橘くんに笑顔を向けた。


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