夢夢夢
ベッドに寄り掛かるように、うずくまるように、ゆりさんはそこに存在していた。


(あ、死んでる)




そう思って、部屋に逃げ戻るまで、きっと10秒もかかってないのにすごく長く、スローモーションのように感じた。
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