夢夢夢
―ピンポーン





インターホンが鳴った。


お母さん…?

もし違う人だったら?

犯人かもしれないじゃない。


そんな考えが頭を過ぎった。怖くて動けない、と言うより自分で居留守を決め込んでしまっていた。



―どれくらい経っただろう?

さっき一回インターホン鳴ったきり静か。


お母さんまだ来ないの…?
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