二人の秘密
「はい……!!!」
余りの迫力に私は負け
「昼休み話すよ」
と言った。すると百合は「よろしい」
と言いながら私に笑いかけた。
―ガラガラ
「はい。席着きなさい。」
と社会科の泰之ちゃんが 入ってくる。
「ゲ!!エロ教師!!!」
そう言ってあからさまに顔を歪ませた百合は大人しく席に着く。それに続いて私も席に着いた。
「今日は 抜き打ちテストやるぞー!!出来なかった奴放課後居残りだー!!!」
はああぁあ!?よりにもよって出来ない中の更に出来ない社会科。しかも
放課後に居残りなんて……
「最悪ーッッ!!!」
私の気持ちをクラスの皆が言ってくれた。