スウィーツなキミ
佳に連れられて歩く学校の中はとにかく豪華と言うより馬鹿みたいに派手だ。
「ここまで来たらもうため息すらでないね。」
「せいぜいイジメに合わないようにするんだな。
迅と知り合いってだけで恰好の餌食になるだろうからな。」
「………ガキんちょの遊びに付き合うほど暇じゃないし。」
とは言いつつもほんの少しだけ不安になったのは佳には死んだって言わない。
それをネタにされるのが目に見えてるからね。
「お前さ…黙って着いてきてるけど道わかってんのか?」
「わ、わかってるわよ。」
「明日からは道案内なんてしないからな。」
「こっちから願い下げ!」
とは言え…こんな広い学校を一日で覚えるなんて絶対に無理だ。
まぁ、誰かに聞けばどうにかなるか。
なんて楽観的に思ってたこの時の私を恨みたい。