〖完〗子ども警察官の精華

壱 夢の日々

 翌日すっきり目覚めた。


 そして、すっきりとした気持ちで学校に行けた。

 事件なんて考えない。

 夢の日々だ。

 ルンルン気分でスキップしそうになった。

 見る景色も本当に新鮮で。

 探検したくなる。


 でも、その気持ちを抑えないと学校に遅刻するぞ。

 当たり前だけど。


 学校に着き、昇降口で靴を脱ぐ。

 そして、四階に上るのだがしんどくて・・・

 下手すれば息切れしそう。

 
 ちょっと辛い階段を上りきると、フロアが一面に広がる。

 よく見ると、教室の札が見えた。

 五組の札を確認して入った。


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