〖完〗子ども警察官の精華
 っとそこに白馬の王子が、じゃなくて蓮太が現れた。


「ごめん、待たせちゃって。」


――こんな決め台詞、いらへん。――

「棚岡。俺、お前のことが・・・」


――恥ずかしがらないで!!――

「好きだから。」

 蓮太が逃げ去った。

 って、普通女の子がやることでしょう?


 それはおいといて、あまりにもあっけなさに、精華は口をぽかんと開けていた。

 
――あの想像は・・・いったいなんだったの??――


 でも、精華は時計を見てそれど頃じゃないと気が付いた。


――部活に行かないと!!――




< 45 / 209 >

この作品をシェア

pagetop