〖完〗子ども警察官の精華
 さくさくって言うか、事件解決に集中することにした。

 まぁ、部活もサボらず、みんなの邪魔にならない程度にやれば何とかなる。

 精華は、どんどん実力をつけていった。

 周りは異様な目で見ている。

 でも、手が出せない。

 なぜなのかは不明だが。


 授業より、事件。

 授業なんて成り立たない。

 おしゃべりひどいし、大音量で音楽流している奴がいる。

 だったら、事件のことについて考えたほうが楽しい。

 帰ったらわずかなヒントを頼りに、やったところを照らし合わせて勉強する。

 そうしないと、大変だからね。

 勉強したら、事件について考える。

 っといって、新たなひらめきもなく終わるけど。


 そんな感じで、精華の頭は解を求めて走り続けていた。



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