恋形
自宅で写真を抱えている唯の
携帯が鳴った
唯はしばらく放心状態だったのだろう
自分の携帯が鳴った音で
ビックリして抱えていた写真を落としてしまう
唯「あっ!!」
すぐに写真を拾い
携帯に手を伸ばす
掛けてきた相手は考太だった
唯「もしもし!!考太!大丈夫??」
考太「唯!大丈夫もなにもまだ話は終わってないないんだ!!」
唯「えっ…!そうなの?」
考太「うん!コイツがね!」
そういって目の前にいる兵藤どにらみつける
兵藤は冷静にコーヒーを一口飲み
口にあわなかったのか砂糖を一杯コーヒーの中に入れた
考太「コイツが、ぜんぜん認めようとしなくてさぁ〜!!このストーカー男が!!でね、直接本人に言われたら認めるって言ってるから
言ってやって!!」
唯「わかった!!!」
唯の言葉を聞いて考太は自分の携帯を兵藤に差し出す
しかし兵藤は
兵藤「電話で??」
考太「当たり前だろ!!声ヲ聞けるだけでも有り難いと思え!!」
兵藤は薄く笑う
兵藤「ダメだ!電話でも嘘をつけるだろ。顔を見て直接聞きたい。」