恋形
博士の部屋の中には
たくさんの機械が並んでいる
その機械のところどころが
赤や青、緑などの電球が
光ったり消えたりしている
目を輝かせて部屋の中を物色する羽流
部屋の一ヶ所にはイスがあり女が座っている
まるで眠っているかのように
だが
女には無数のコードが繋がれている
人間じゃない!!
ロボットだ!!
羽流は
そのロボットに近づいて一言
「まるで、本物の人間みたいだな、ここまで技術は進歩してるのか」
まじまじと見ていると西田の声がした
西田「君が藤井君かい?」
羽流はハッとして西田のほうを見て
「はい!西田博士の研究を見学しにきました!藤井 羽流と言います。よろしくお願いします。」
西田「よろしく!!」
と言いながら握手を求めて手を出した
羽流もそれに答え手を出し西田と握手をした
羽流「よろしくお願いします」