恋形

翌日
羽流は西田の居る研究所を尋ねた

羽流「おはようございます」

西田はイスに座っているロボットの仕上げにかかっていた
羽流の声を聞いて手をあげたがロボットへの手は休めない
そんな西田の集中を見ていたら羽流は、それ以上話し掛けることかが出来なかった
そこに助手が話し掛けてきた

「少しの間、こちらへどうぞ」

羽流「はい。わかりました」

案内された所はイスとテーブルしかなかった小さな部屋だった

羽流「西田博士の集中力はすごいですね!!」

助手に話し掛けた

助手「博士は、ああなってしまうと人の話を聞かなくて」

西田はロボットをいじっている

助手「内緒にしてくださいよ!あのロボットは………奥さんなんです」

羽流「えっ??」

羽流はわけがわからなくなった

ロボットが…奥さん!?

助手「厳密にいうと奥さんに似せたロボットです……
< 28 / 133 >

この作品をシェア

pagetop