恋形

羽流にメールを打つのに夢中で亜紀は気が付かなかった

亜紀「あっ!!もぅこんな時間なんだ!気がつかなかった!」

そんな亜紀に
唯は「はぁ〜あっついねぇ〜いいよねぇ〜亜紀は」

亜紀「ん?なにが?」

唯「羽流君とラブラブで」

唯は冷やかすような顔で亜紀に言った

「うふぅ」
亜紀は照れ臭そうに笑った
亜紀とその恋人羽流は周りから見ても、うらやましがられるくらいのカップルだ
だからといって妬まれるような二人ではない

それは二人の性格が良いからだ
そして二人を見ていると互いに癒しあう
まるで

そぅ……

オレンジ色の夕日みたいに


今日は亜紀と唯の作戦会議
明日の紹介の打ち合せをする
帰り支度をする亜紀に唯が話す

「それじゃあ、いつもの店、ピースで先に待ってるね」

亜紀「うん!ごめんね先に行ってて、すぐに行くから」

唯「OK!それじゃあピースで」

亜紀「うん!あとでね!」

唯はマルボ商事を出ていき
亜紀は帰り支度を急いだ
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