恋形

その時
一人の男も羽流と亜紀のいるコンビニに入ってきた
羽流は立ち読みしている
トイレに入った亜紀を待っている間のひまつぶしだ

男は入り口に立っている
コンビニの中を見渡してるようだった
亜紀がトイレからでてくる
羽流「それじゃあ、行こうか」

亜紀「うん。飲み物買っていこうね」

羽流「うん。そうだね」

二人で飲み物を選ぶ

羽流と亜紀は二人ともお茶を選んだ

小さなオマケ付きのお茶だ

羽流「オレ、このお茶のキャラクター集めてるんだぁ」

亜紀「メガネコでしょ〜〜今、人気だし
かわいいよねぇ。私も持ってるんだよ。ほら!」

そういって羽流に携帯をみせる
そこにはメガネコが二つぶら下がっていた

羽流「本当だぁ〜一つは持ってるけど、こっちのサングラスのやつは持ってないなぁ」

亜紀「ほしい??」

羽流「ほしい!!いいの??」

亜紀「うん。あげる。」

羽流「ありがとう!」

二人はメガネコのオマケが付いたお茶をレジに持っていく

男は、まだ店内を見渡している
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