青空色のタイムリー
「いいのです。今まで学問に専念してきたのですから、好きなものが出来た今だけは私なりの時間を使わせてもらいます」

 ――――それで空。
 優等生な発言をさらりと述べる辺り頭がよさそうだ。

「家庭事情って奴か?」

 いえ。と、首を横に振り。家庭は普通、問題は私の性格です、と口にした。

「休息ってことかな」

「え?」

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